ジョルジュ・ド・ラ・トゥールの絵画

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5月です。GWも終わりですね。ブログ更新をサボっておりました。久しぶりの更新になります。この3ヶ月ほど買取で戦記もの、社会科学、バイク関連書籍、図録など大量に買い取っておりました。今回はそんな中で美術館図録のご紹介です。一度はみたことがあるのではないでしょうか?ジョルジュ・ド・ラ・トゥールの絵画です。 以下抜粋  ラ・トゥールが活動したのは17世紀前半である。当時のヨーロッパはバロック美術の全盛期であり、フランス画壇では古典主義の大家ニコラ・プッサンが活動していたが、ロレーヌのような地方にはパリやローマのような都会とは異なった独自の画風をもった画家たちが存在していた。ラ・トゥールの作品には、『いかさま師』『女占い師』のような風俗画系統のものと、聖書に題材をとったものとがある。後者の系列は『悔い改めるマグダラのマリア』『大工の聖ヨセフ』のように夜の情景を描いたものが多い。これらの作品の多くでは画面のかなりの部分を闇が占め、人物を照らす光はろうそく、たいまつなどの単一の光源から差し、「明」と「暗」の劇的な対照が見られる。人物などの形態は平面化、単純化され、モチーフはぎりぎりまで切り詰められているが、画面には深い精神性と宗教的感情が感じられる。以上引用終わり この写真の絵もとても強い印象が残りますよね。女性の視線が刺さるようです。こうした図録も人気です。古書市場では盛んに取引されております。メディアリユースではこうした古書も扱っております。

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